ローカルストレージからNASへのファイル転送(Windows7)

■ 概要

ファイルのタイムスタンプによる写真データ管理はNASと相性が悪いからいつの日か乗り換えないとダメだ。

■ 経緯

ディレクトリのタイムスタンプを維持するため、ローカルストレージからNASへのファイル転送にはrobocopyを使っている。

ただ、いったんコピーした後、コピー元で書き込み禁止属性のみ変更した場合、デフォルトのオプション設定では当該変更が反映されない(大事な写真だけreadonlyに設定する場合など)。というわけで、そういう場合は/ISオプションを併用して下記のように指定することで全件上書きコピーできる模様。

robocopy c:\DATA\DigitalCamera\* z:\ /E /DCOPY:T /COPY:DAT /FFT /ETA /IS

オプションについては以下のサイトが詳しい。

Robocopy - DOS コマンド一覧 - Programming Field

 

ただ、全ファイル属性込みでの比較になるため、コピー時間はそれなりに増えてしまうのがちょっと悩ましい。素直に最初からNASでオリジナルファイルを管理すればいいのだが、なかなかその文化に移行しきれないのが悲しい現状…。

 

■ Windows10向け追記

下記オプションのほうが良いかもしれない。

robocopy c:\DATA\DigitalCamera\* z:\ /E /SL /DCOPY:DAT /COPYALL /FFT /NP /IS /IT /R:0 /W:0 /LOG+:robocopy_logYYYYMMDD.log